よく家の建設やリフォームで「無垢材を使用」といった言葉が使われていますね。

「なんとなくナチュラルで安心安全な木材を使ってそう」というイメージがあるものの、具体的にどんな木材を使っているのか、よく分からない方もいらっしゃいます。

別に無垢材でなくても、ほとんどの住宅で木材が使われていますからね。

無垢材のメリットは接着剤を一切使っていない点です。

どうしても施工時、建物のバランスをとるため、木材同士を重ね合わせ、高さや長さを調節している木材が必要になります。
そこで木材を重ねた合板が使用されることも多くなります。
接着剤にはエチルベンゼンなどの成分が含まれていて、これらは人間にとってあまり好ましくない成分です。
少量であれば全く問題ありませんが、常時吸い込んでしまうと喘息が起こったり、アトピー性皮膚炎が発症したりといったリスクが考えられます。

これらが内装材のあらゆるところに使われていると考えると、ちょっと嫌ですよね。

例えばエアコンを使って部屋を暖めると、その熱気の影響でこれらの成分が流出してしまう可能性だってあります。

安心安全の暮らしを意識するなら、できるだけこういった有害物質を使わない家づくりが望ましいです。

だからこそ、子供がいる家庭には無垢材がお勧めという訳です。

無垢材なら有害物質が一切含まれていませんので、ご安心ください。

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